最新中国事情---船員問題を中心として-
◇日時: 6月26日(水)18:30~20:30
◇場所: 「財団法人 日本海運振興会」千代田区平河町2-6-4 海運ビル7F
(経路)
1. 地下鉄 有楽町線/半蔵門線 /南北線 「永田町駅」出口5番より徒歩1分
2. 地下鉄 丸の内線/銀座線 「赤坂見附駅」より徒歩10分
◇定員: 15人
◇会費: 無料
◇内容: 講師が中国訪問で出会った交通部の公務員、海運会社の経営者、
中国人船員、学校の教師、邦船社駐在員、日本への衣料輸出者等々沢山の
方々との対話を通じ、感じ取った古い中国との違いや、日本人との物の考え方
の違いをお話しし、皆さんとも自由に意見を交換したいと思います。
◇講師:日本海運振興会 小倉部長
上記のイベントについて、皆様から熱い思いが送られてきました。
「中国船員の配乗は10年前のバブル崩壊時に、次世代の船員ソースとして期待され、弊社でも過去に中国船員を手掛けたこともありましたが、当時の『船員の質』の点から一度手を引いた経緯があります。現在では仕官(Officer)に関しては、十分な英語を習得・Shipping Businessの理解・海技技量とPhilipin Crewにおとらないと聞いていますが、実際に中国を体験した小倉氏のお話を是非お聴きしたいです。」「小倉様のコメントにもある様に、現在フィリピンに代わる船員供給国の1つとして中国が脚光を浴びているところです。最大の理由はやはり船員費の節減にあると思います。ごく単純に考えれば、フィリピン人船員と同等の技術・能力を備えており、真面目に働く人材であれば、コストが安い中国人船員(もしくは他国(ミャンマー、ベトナムなど))の方が良いということになると思います。現在のところは上記のようなコスト面の問題、船員としての資質、その他クリアすべき問題点等を調査し船舶の安全運航に問題が無いか、また、ビジネスとしてやっていけるかどうか模索している状況であると思います。」