ファイナンス能力の基礎を身につける
現在日本では、外国の投資家、楽天やライブドア等による企業買収が行われ、企業経営者だけでなく従業員一人一人が自分の会社を読む力が求められています。そこで今回、楽天、日産、伊藤忠商事など事例に上げ、企業分析を出来るようファイナンスの基礎について技術を習得してもらいたいと思います。
■日程:12月16日(金)
時間:18時開場 18時30分開演
■場所:千葉大学
法経学部103講義室
■講演内容:
・日経平均株価の読み方
・ヤフーファイナンスで経済の動向を見抜く。
・楽天のチャートを見る。
・ROA、ROEの技術を習得する。
・決算書の読み方
■参加することで得られる効果:
・損をしない投資方法を身につける。
・企業分析が出来るようになる。
・簿記、証券アナリスト、公認会計士の基礎部分が学べる。
・貸借対照表、損益計算書が読めるようになる。
・日経平均株価の読み方が理解できるようになる。
■講師:CLEVER(経営研究会)会長 斉藤 丈真
■主催:PEC (Politics & Economics Club 千葉大学法経学部公認サークル)
共催:CLEVER(経営研究会)
吉田浩司様講演会の感想
日時:平成18年3月26日 17時から
会場:貸会議室内海ビル(水道橋)
作成者:猪口悠
講演者の実体験の話にて、2つ大きく学んだ。一つ目にROEの活用方法である。
講師は、マネージャパンを読んで昭和飛行機工場についての記事を見た。従来の簿価会計が時価会計になるということで上記の工場の資産が何倍にもなるということで特集がされていて、何百億にもなるということ、それで株を買うしかないという結論に至り、買ってしまい、結果損をしてしまった。そこで、ROEについて着目をした。ROE(株主資本利益率)は、株主から集めたお金と内部留保(利益の積み立て)をいかに効率よく運用して、どれだけ利益を出したかの利率。株主資本が100万円ある企業で利益1万円であれば、ROE1%、株主資本10万で利益1万円であれば、ROE10%になる。よって、ROEが高ければ高いほど、効率の良い経営をしているということになる。純利益が多く出れば、ROEは高くなるが、本業以外の収益で大きく利益が出た場合でも高いROEになる。
2つ目に通貨取引についてである。ジョージソロスの通貨危機に際してのとった行動の意義をしらされて、普段ニュースで何気なく眺めてる円の為替相場ですらも、何かの事件の際に、買い取られてしまい、国家体制が揺らぐこともありえたのだ。ということを知り、通貨取引というのは非常に、恐ろしいものだと感じた。