2008年7月12日
マーケティング用語辞典
~超実践辺~
下記は、貿易実務検定試験に出やすいマーケティング用語をピックアップしたものである。
【インパクトローン:】
インパクトローンとは、資金使途に制限のない外貨貸付のことをいいます。通貨の種類、貸付金額、金利等についての規制がなく、簡単な事務手続きで申込むことができます。資金使途を限定した貸付であるタイドローンや、特定プロジェクト開発のための貸付であるプロジェクトローンと区別するために使われた用語で、和製英語です。
【CEマーキング:】
「ヨーロッパ共同体」を意味するラテン系言語(仏、伊、西、ポルトガル)の頭文字をとったもので、EU域内における製品・部品などの自由流通を確保することを目的に、労働者及び消費者などに危害、損傷を与えないよう、安全、妨害、衛生などの面から必要最低限の要求に適合していることを示すマークをニューアプローチ決議に定め、実施するものです。
【モジュール:】
指令への適合を証明する方法は、モジュール方式と呼ばれる方法が使用されています。この方法は、EUの加盟各国が従来から行なってきた様々な制度を一つの基準に合わせこむために考えられた、合理的なものです。この方法さえ知っていれば、どの官庁に対しても全く同じように対応できます。モジュールによっては、製造者、輸入業者、流通業者などの中間業者の関与、また第三者検査機関、試験機関、認証機関といった中立機関の関与が要求されることもあります。
筆者:さすらいの旅人
参考文献
貿易実務検定、貿易実務ハンドブック