2006年6月23日

アイディア発想法のすすめ~最強の人生ツール~



■人生に何を残すか考えてきた。
きちんと自分の脳を動かす。
道筋をつけて考えると言うことを話す。

・地道な王道のキーワード。
アイデアマラソンが、もっとも王道である。
誰もりも早く動き行動すること。
普段から発想を積み重ねていくことからはじめる。

定期的に、一定数の新規発想がいつも必要。
■どんなことでも発想が必要
同じことを繰りかえしていると人間は飽きる
新しい事を毎日インプット、アウトプットしてぶつける。

■これからの社会
多重の生きがい構成の社会
仕事はひとつではない。
会社の仕事、自分の仕事、パートナー。

■他人の発想に触れる可能性がある仕事をする場合の要件
自分で発想体験を蓄積しておくこと
自分の発想を搾り出す努力と修羅場を越えておくこと
どんな環境にあっても発想をいれていく

■ネットは他人の発想であふれている
他人の発想を回し続けるか?
あふれた他人の発想で溺れるか?
自分の発想の船を動かしていくことができるのか?

アイデアマラソン
Idea-Marathon System(IMS)
発想のオペレーションシステム
考案者 樋口健夫

一人一人が、毎日何か発想をノートに蓄えていく。
その上を、ゆっくりと確実に、
これが、仕事も人生も夢を成し遂げるもっとも安定した着実な方法。
頭だけで考えているだけだと半分しかうまくいかない。

■アイデアマラソンの起源
サウジアラビアでの仕事で、新しい発想をだし続けることがいかに重要かに気が付いた。

会社がどういうことをやろうとしているのか調べる。
どうゆうことができるのか、描く。
毎回の工夫。

■人生の意義を自問した。
いつまでこんな人生が続くのだろうか。不安だ。残る人生で何ができるのか探さなければいけない。
男性も女性も自由がない。
サウジアラビアはだるい。でも楽しい。砂漠がイケてる。一面のアイリスの谷。

■家族のために、いつも何か新しいことを考え始めた。
第一次五ヵ年計画。

■日本からの出張者のために、パンフレットをつくった。
サウジアラビアの出入国検査は大変。女性優先。
■アイデアマラソンの起源。
アイデアマラソンは何をするのか?
⇒1、毎日、最低1個のオリジナルの発想をソフト、ハードなど領域に限らず出す。
 2、その発想を即ノートや手帳に書き込む
 3、できれば絵を入れる

ノートの重要性。
⇒ノートに書かないと完璧に忘れる。すべて忘れる。
仕事と人生の縛ボーンを作るのはノートだ。
学校では教えていないノートの徹底使用。

1次ノート:書き写すノート。
2次ノート:記録ノート
3次ノート:アイデア発想ノート

チーム力の活性化

■メモとノートの違い
・書くことで覚える
・書くことで考え整理整頓する。
・書き留めて、次を考える
・ビジネス危機管理のノート。ミス、ポカを失くす

■考え、書きとめ、話して、実行する
思考への出発点を。今日からと決めて、アイデアマラソンを開始しよう。
脳は、ゼロから考えることは不得意であるが、
アナロジー、類似の発想を考えることは得意である。
週刊誌はその場の情報を浅い考えでまとめたものだからダメ。
月刊誌のようにコンセプトをしっかりしたものを読むと良い。

■アイデアマラソンコンセプト
・毎日、脳を発想モードに保つ。
・発想は領域に限定なし。オリジナルな発想。であればよい。
・すべての人が、異なった発想パターンを持っている。
・知識の芽を創る
・ノートや手帳は脳の外部記憶装置である。

■アイデアマラソンの目標
・個人固有の発想領域を明確にすること
・家族、、会社、研究所や教育機関などにおいて、ネットワークを広げること
・企業内の人材開発を進めること
・隠れた天才を探しだすこと。

■発想の質
・老若男女誰でも、
・非常に優れたアイデアの出現率は0.3%
・質の如何にとらわれず、書き出すことがまず大事。



文責:ロンドン大学 鈴木慎太






■講師:樋口 健夫氏
1946 年京都生まれ。オーストラリア留学、大阪外国語大学英語学科卒業後、 1971 年三井物産入社。ナイジェリア、サウジアラビア、ベトナム、ネパールなど駐在計19 年。1984 年、「アイデアマラソン発想法( Idea-Marathon System) 」を考案開始。東京通信ネットワーク株式会社に出向後、ネパール王国三井物産カトマンズ事務所長の後退職。2004 年9 月に「IMS 研究所」設立、企業や大学にて、アイデアマラソン発想法の普及を広範に開始